日本の幽霊
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書誌事項
日本の幽霊
(岩波新書, 新赤版 31)
岩波書店, 1988.7
- タイトル読み
-
ニホン ノ ユウレイ
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内容説明・目次
内容説明
「四谷怪談」のお岩、「牡丹灯篭」のお露など世にも恐ろしい怨霊として登場する怪談の主人公たち、幽霊。こうした幽霊の姿はいつごろ生まれ、どのように日本人の心の中に定着していったのだろうか。本書は、日本と中国の他界観の交流を跡づけながら、日本人独特の他界観の形成を見ることで、日本人の現世観をも鏡にうつし出す。
目次
- 1 幽霊とは何か(幽霊と妖怪;異界と他界)
- 2 幽霊の誕生(幽霊出現の三要件;日本人の他界観;祖霊信仰;アニミズム;仏像と火葬;夢—もう一つの幽霊出現のルート)
- 3 日中他界観の交流(日中冥婚の系譜;日中の冥婚習俗;中国人の他界観;中国人の他界観と道教・仏教)
- 4 幽霊の怨霊化(仏教の地獄;御霊信仰)
- 5 中世の幽霊(修羅の妄執;中有の観念)
- 6 近世の幽霊(幽霊の足;近世人の幽霊観;近世幽霊譚の演出家たち)
- 現世を反映する他界—結びに代えて
「BOOKデータベース」 より