江戸の音
著者
書誌事項
江戸の音
河出書房新社, 1988.3
- タイトル別名
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Edo no oto
- タイトル読み
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エド ノ オト
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内容説明・目次
内容説明
伽羅の香と毛氈の緋色、遊女の踊りと淫なる声、そこに響き渡った三味線の音色が切り拓いたものは何だったのか。—江戸に越境したモダニズムの淵源を、音楽の変容を通し、アジアから欧州に広がる規模で探る。
目次
- 第1章 三味線と越境するモダニズム(音楽と音の境界;緋色と三味の音が空間を作りかえる;音と所作のシンボリズム;日本人の音の受容)
- 第2章 歌舞伎または夢の群舞(三味線と歌舞伎の結合;三味線のエロティシズム;京劇と歌舞伎)
- 第3章 《対論=武満徹》江戸音曲の広がり(日本の楽器は意図的に不自由にできている;サワリに見る独自の雑音志向;邦楽に固有の合理化)
- 第4章 伝播と涵養、花開く技法(演歌は半島から渡ってきた?;演歌と三味線音楽;熱狂的に迎えられた浄瑠璃の世界)
「BOOKデータベース」 より