皇子たちの南北朝 : 後醍醐天皇の分身
著者
書誌事項
皇子たちの南北朝 : 後醍醐天皇の分身
(中公新書, 886)
中央公論社, 1988.7
- タイトル読み
-
オウジタチ ノ ナンボクチョウ : ゴダイゴ テンノウ ノ ブンシン
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注記
後醍醐天皇皇子関連年表:p224-239
参考文献:p242-248
内容説明・目次
内容説明
強烈な個性と行動で歴史上異彩を放つ後醍醐天皇には、その夢の実現のために命さえ惜しまず働く尊良、世良、宗良、恒良、成良、義良、護良、懐良らの皇子たちがあった。彼らは、はじめ討幕計画の重要な推進者として、のちには各地に散って南朝軍の旗頭として果敢に戦い、南北両朝統合に至る激動の時代に全青春を費やした。本書は、これら後醍醐天皇の分身となって個性豊かに活動した皇子たちの姿をとおして、新たな南北朝史を描く。
目次
- 1 討幕運動の展開(後醍醐天皇の登場;皇子たちの役割;皇子たちの討幕運動)
- 2 父子の相剋(征夷大将軍護良親王;護良の悲劇)
- 3 南朝の足跡(後醍醐天皇の全国制覇構想;「魂魄は常に北闕の天を望まん」;正平の一統;南風競わず;南北合体への道;南朝の政治・訴訟制)
- 4 漂泊の征夷大将軍(越後・越中での生活;征夷大将軍;吉野帰山とその後)
- 5 征西将軍宮懐良親王(薩摩国谷山御所;肥後国菊池御所;征西府の全盛;征西府の衰滅)
- 付 諸皇子の誕生とその母たち
- 後醍醐天皇皇子関連年表
- 後醍醐天皇皇子関係史跡図
「BOOKデータベース」 より