物語の遠近法
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物語の遠近法
有精堂, 1988.7
- タイトル読み
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モノガタリ ノ エンキンホウ
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内容説明・目次
内容説明
具体的な事例を手懸りに、物語に関係する人間の意識を一貫した軸として物語の構造を理論的に考察。物語におけるエンパシー、物語の虚構水準の上昇、物語発生のしくみ、物語の授受の機構の遷易を扱う四章からなるモノグラフ。
目次
- 第1章 エンパシー—物語を生きる(「我が立たせれば」;西郷、折口、土橋;人称の転換;エンパシー)
- 第2章 虚構の自立(『じゃじゃ馬ならし』の枠;パフォーマンスの確認;文法アナロジー;虚構の自立)
- 第3章 物語の母(物語の姿;漂える伝承;伝承の核と構造;発生のしくみ)
- 第4章 〈物語音読論〉の思想(〈物語音読論〉の成立;「三人の作者」と「二種の読者」;草子地の実際;「読み聞かせる女房」の存否;草子地の本質)
「BOOKデータベース」 より