歌行燈
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歌行燈
(岩波文庫, 緑(31)-27-2)
岩波書店, 1988.9
改版
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ウタ アンドン
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注記
底本: 『鏡花全集』第12巻 (1942年4月, 岩波書店刊)
解説: 久保田万太郎
内容説明・目次
内容説明
冬の桑名の月の夜、うどん屋の店先で酒をあおる旅芸人若者は、なぜか夜空に響く按摩の笛に怯えている。やがておかみを前に3年前の因縁話を語りはじめた同じその頃、旅屋湊屋では、芸妓お三重が旅の二老人に薄倖な身の上を明かしていた。二つの語りの交錯が幽艶な陶酔境を現出する鏡花一代の傑作。
「BOOKデータベース」 より