書誌事項

三国志 : 完訳

[羅貫中著] ; 小川環樹, 金田純一郎訳

(岩波文庫, 赤(32)-012-1, 赤(32)-012-2, 赤(32)-012-3, 赤(32)-012-4, 赤(32)-012-5, 赤(32)-012-6, 赤(32)-012-7, 赤(32)-012-8)

岩波書店, 1988.7

改版

  • 1
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  • 8

タイトル別名

完訳三国志

三国演義

三国志演義

タイトル読み

サンゴクシ : カンヤク

内容説明・目次
巻冊次

1 ISBN 9784003201213

内容説明

桃園で供物をととのえた3人は、再拝して誓いの言葉を述べる。「ここに劉備、関羽、張飛の3人、兄弟の契りを結び、心を一つにして力を合わせ、苦難にあい危険にのぞむものを救けて、上は国家の恩にむくい、下は民草を安らかにしたい」と。
巻冊次

2 ISBN 9784003201220

内容説明

洛陽に還御した天子は、衰微している漢室を救えるのは山東にいる曹操以外にないと勅命を下し彼を招聘した。精兵20万を率いて入洛した曹操ではあったが、やがて帝を奉じて都を許都に移し、権力をことごとくわが手に収めてしまった。
巻冊次

3 ISBN 9784003201237

内容説明

冬のさなか、劉備は諸葛孔明の教えを乞おうと臥竜山にむかったが、二度とも会うことができない。年改まったある吉日、三たび孔明をたずねた。劉備の、世の乱れを憂える真情と「三顧の礼」に応えて孔明は、彼とともに新野に出、天下の形勢を論じることとなった。
巻冊次

4 ISBN 9784003201244

内容説明

鬼神不測の術をもつ諸葛孔明は、七星壇を築いて東風を祈り、孫権と劉備の率いる呉・蜀連合軍は、折から吹き出した風に乗じ火攻めによって曹操の水軍を焼き払う。これぞ赤壁の戦いである。敗走に敗走を重ねた曹操は、関羽の義にすがって逃げのびた。
巻冊次

5 ISBN 9784003201251

内容説明

一たんは魏王の爵位を受けた曹操であったが、奇策を駆使する孔明の前に敗色濃く遂に漢中を捨てた。それを見るや諸侯もすべて降伏。蜀の勢いは大いに上り、「わが君はおん年五十をこえ、仁義のほまれ高く」と孔明、劉備に皇帝の位につくことをすすめる。
巻冊次

6 ISBN 9784003201268

内容説明

曹操の策略に落ち入り、さしもの豪傑関羽も落命。だが曹操の夢には夜毎に関羽が現れ病篤く、跡を曹丕に托して死を迎える。張飛は部下の恨みを買って寝首をかかれ、劉備もまた二弟の亡霊が自分を招いているのを見て、死の近いことをさとるのだった。
巻冊次

7 ISBN 9784003201275

内容説明

南中を平定し成都に還った孔明は、劉禅を擁し中原の地をうかがうが、戦況はかばかしからず病も重い。弟子に自分の亡き跡を細かく指示して息絶える。それを知った司馬懿は進軍する。だが車に孔明の木像が端座しているのを見、仰天して逃げ出してしまうのだった。
巻冊次

8 ISBN 9784003201282

内容説明

蜀、魏、呉の創業の英雄たち、劉備、関羽、張飛、孔明、曹操、孫権らはすでに亡く、2代目以降の守成の時代となるやその活力の低下は苦しい。やがていずれも晋の皇帝司馬炎の軍門に下り天下は統一された。太唐元(西暦280)年のことである。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN02581792
  • ISBN
    • 4003201213
    • 4003201221
    • 400320123X
    • 4003201248
    • 4003201256
    • 4003201264
    • 4003201272
    • 4003201280
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    chi
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    8冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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