ヨーロッパを考える
著者
書誌事項
ヨーロッパを考える
(叢書・ウニベルシタス, 248)
法政大学出版局, 1988.9
- タイトル別名
-
Penser l'Europe
- タイトル読み
-
ヨーロッパ オ カンガエル
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内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパの歴史と文化の探索に旅し、自らの精神のドラマを回想しつつ、ヨーロッパを多様で複合的なひとつの統一体として考察。経済・政治・精神・文化等々すべてが脆くて年老いた、そして核と全体主義の脅威に曝された〈運命共同体ヨーロッパ〉の新たな変身と再生を促す。1987年ヨーロッパ・エッセイ賞受賞。
目次
- 序章 反欧州主義者の回想
- 第1章 ヨーロッパの変身(ヨーロッパ前のヨーロッパ;中世ヨーロッパ;たぎるヨーロッパ;基礎のない基礎)
- 第2章 文化の培地(文化の渦;ギリシャの再授精;ヒューマニズムの冒険;理性の冒険;科学の冒険;思考の冒険;ヨーロッパの文化的同一性)
- 第3章 新しい意識(最初のヨーロッパ;同一性の変化;文化と文明の危機;もろさ)
- 第4章 運命共同体(共通の運命;共通の脅威;先導者を照らせ)
- 終章 超‐国家的な地方
「BOOKデータベース」 より