痛みとはなにか : 人間性とのかかわりを探る
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書誌事項
痛みとはなにか : 人間性とのかかわりを探る
(ブルーバックス, B-748)
講談社, 1988.9
- タイトル読み
-
イタミ トワ ナニカ : ニンゲンセイ トノ カカワリ オ サグル
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内容説明・目次
内容説明
痛みはよくからだの警報信号といわれるが、それだけが痛みの役割ではない。警報信号として役立たず、苦痛のみを与える痛みがあり、また、からだのなかに原因となる病気や傷害がないのに、本人が痛みを訴えつづける「慢性痛」という痛みもある。痛みは生理的な現象であると同時に、「心」や人間性にかかわる複雑な性質をもっている。痛みをなくすことは治療の第一の目的であるのに、痛みは現代医療のなかでいまなお放置され、誤解されている。痛みの正確な診断や適切な治療は、まず痛みの本質を知ることから始めなければならない。
目次
- 痛み—その未知なるもの
- どのような感覚を痛みとして表現しているか
- 痛みは果たして警報信号か
- 痛みの多面鏡
- 痛みのメカニズム
- 慢性痛(痛み症候群)という新しい概念
- 痛みを消すための努力
- 痛みへの総合的な挑戦
- 痛みの研究
- 誰もが「痛み」とは無縁ではあり得ない
「BOOKデータベース」 より