山の音
著者
書誌事項
山の音
(岩波文庫, 緑(31)-081-4)
岩波書店, 1988.10
改版
- タイトル読み
-
ヤマ ノ オト
大学図書館所蔵 件 / 全164件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
岩波文庫旧版(1957年刊)を底本とする
第16刷改版(第1刷:1957年)
シリーズ番号表示: 第18刷(1999年)の標題紙には「31-081-4」の表示あり
解説: 中村光夫
内容説明・目次
内容説明
敗戦直後の荒廃した世情のなかで、深い倦怠と疲労に自身の老いを自覚する信吾。老妻や息子夫婦と起居をともにしながら孤独を感じさせられる家庭にあって、外に女をもつ長男の嫁菊子に対する信吾の哀憐の情は、いつしかほのかな恋にも似た感情に変わってゆく。その微妙な心のひだをとらえた戦後川端文学の傑作。
「BOOKデータベース」 より