女と家
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女と家
(日本女性史入門講座, 1)
同成社, 1988.7
- タイトル読み
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オンナ ト イエ
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参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
1946年制定の日本国憲法によって日本の「家」制度は廃止された。しかしいまだに女性のみならず男性にとっても「家」は抜きさしならない重みをもっている。本書は「家」をテーマに日本の女性史をとらえ、初学者にとってきわめてやさしい日本史の入門書として編集されている。
目次
- 第1章 古代家族のなかの女(日本古代の家族;日本古代の女の地位)
- 第2章 奈良・平安時代の結婚と女の財産権
- 第3章 中世の女の社会的地位(中世の女の地位の変遷;中世社会の「家」の構造と女)
- 第4章 戦国時代の女の生活
- 第5章 道具にされた江戸時代の女(武家の女は「家」存続のための道具;武家の女と結婚)
- 第6章 日本の近代化と「家」(文明開化のなかの女;民法の制定と明治の女性観)
- 第7章 自然主義文学における「家」(『不如帰』と『金色夜叉』;島崎藤村;田山花袋と徳田秋声)
- 第8章 「女工哀史」と家
- 第9章 良妻賢母主義の源流
- 第10章 女の戦争協力と「家」解体のきざし(愛国婦人会の活動とその役割;国防婦人会と家制度解体のきざし)
「BOOKデータベース」 より