古代大和朝廷
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書誌事項
古代大和朝廷
(筑摩叢書, 327)
筑摩書房, 1988.9
- タイトル読み
-
コダイ ヤマト チョウテイ
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内容説明・目次
内容説明
大和政権は紀元1・2世紀の交に成立した。橿原付近にいたヤマトヒコ集団が、瀬戸内に散在するヒコ集団を平定したのである。この政権は、吉野の木材で造った大艦隊によって内海に覇をとなえ、漢王朝の文化を朝鮮経由で摂取し、シルクロード延長線のターミナルともなる。記紀を読み解き、中国及び朝鮮の史書を援用して、わが国の古代史を東洋と世界の歴史に位置づける、著者初の日本史論集。
目次
- 古代大和朝廷(世界史から見た日本の夜明け—大陸との関係;出雲政権の興亡;景初4年鏡は帯方郡製か;記紀をどう読むか—日本上代史の素描;天皇なる称号の由来について;七支刀銘文試釈;大和朝廷の水軍基地—和歌山市鳴滝遺跡を見る;薬師寺東塔;日本の官位令と唐の官品令;三韓時代の位階制について)
- 補編(東洋史の上の日本;真如親王二題;打出の小槌考;間道新考;幕末の攘夷論と開国論—佐久間象山暗殺の背景)
「BOOKデータベース」 より