むずかしい時期の子供たち : 学習障害児たちとの経験

書誌事項

むずかしい時期の子供たち : 学習障害児たちとの経験

ユルク・イェッゲ [著] ; 小川真一訳

みすず書房, 1988.9

タイトル別名

Dummheit ist lernbar : Erfahrungen mit 《Schulversagern》

タイトル読み

ムズカシイ ジキ ノ コドモ タチ : ガクシュウ ショウガイジ タチ トノ ケイケン

注記

文献目録: 巻末pi-x

内容説明・目次

内容説明

勉強ができない、学校になじめない、そんな子供たちには「頭が悪い」「愚鈍」というレッテルが貼られる。本書の舞台となるのは、こうした世間の望む〈社会適応型〉の枠からはみだしてしまった子供たちのための学校(補助学校)である。この学校の教師イェッゲは,生徒たちの実態をレポートしている。彼の受け持ちは12歳から16歳までのむずかしい時期の子供たち。著者との人間的な交わりを通して、子供たちは自らの隠れた才能を発見し、自信をもち、見ちがえるように生きいきとしてくる。本書にはその過程がみごとに描かれている。現代日本の教育と社会への警告の書でもある。

目次

  • リューディが補助学校に入った経緯
  • 愚鈍な生徒は、ほんとに愚鈍か?
  • 「愚鈍な」生徒の表現型
  • 「学習障害児」
  • 教育的・治療的問題について
  • 補償的問題について
  • 「出生前の知能」について

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN02710771
  • ISBN
    • 4622012200
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iii, 380, xp
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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