「まんが」の構造 : 商品・テキスト・現象
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「まんが」の構造 : 商品・テキスト・現象
弓立社, 1988.7
増補新版
- Other Title
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The structure of comic
まんがの構造 : 商品テキスト現象
- Title Transcription
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マンガ ノ コウゾウ : ショウヒン・テキスト・ゲンショウ
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Description and Table of Contents
Description
〈まんが〉から敢えて距離をとって眺めたときに見えてくる様々な様相について記述するのが本書の目的である。従って〈まんが〉を作品としてのみならず商品として捕らえたり、〈まんが〉の周辺で起こっている不思議な現象にも言及している。〈まんが〉という巨大な構造を、現象/テキスト/商品/批評という四つのモニターで解像する。20代現役編集者のまんが批評。
Table of Contents
- 第1部 現象論—〈まんが〉あるいはシミュラークル(シミュラークルの荒野からの始まり;大友克洋;美少女症候群;コミケット/専門店/マイナーコミック誌;記号化する物語)
- 第2部 テキスト論—〈まんが〉の民俗学的分析(〈枠組〉としてのフォークロア;〈境界〉をめぐって;〈マレビト〉の構造;二つの「ナウシカ」;〈無縁〉としての下宿;虚実の上の遊戯者;〈学バン狩り〉のフォークロア)
- 第3部 商品論—流通する〈まんが〉(〈435万部〉の神話と狂騒;〈CVS〉の風景;〈マイナーコミック〉の終焉;〈パラダイム〉としてのまんが;すべてが『ジャンプ』となる日まで)
- 第4部 批評論—補論としてのいくつかの断片(吉本隆明『マス・イメージ論』メモ;言葉の位相;奇譚論)
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