本居宣長と「自然」

書誌事項

本居宣長と「自然」

山下久夫著

沖積舎, 1988.10

タイトル別名

本居宣長と自然

タイトル読み

モトオリ ノリナガ ト シゼン

内容説明・目次

内容説明

本居宣長の思想の基本に「自然」(おのずから)の観念を認め、これを多面的に考察し、宣長研究に新しい地平をひらいた気鋭の刺激的な力作である。「自然」の観念が、日本の思想・文学の根底に流れることを思う私は、著者が本書を起点として、さらに日本の思想・文学の全体の理解に新しい光りをあてることを期待する。

目次

  • 第1章 「心」の構造(あらしめられた「心」;和歌的共同体の心性;ナショナリズムの心性)
  • 第2章 「心」の構造(伝統への帰属;内的秩序の回復)
  • 第3章 「自然」と「神」(「自然」の深化;神国共同性と「自然」)

「BOOKデータベース」 より

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