青木周蔵 : 明治外交の創造
著者
書誌事項
青木周蔵 : 明治外交の創造
日本エディタースクール出版部, 1988.9-1989.5
- 青年篇
- 壮年篇
- タイトル読み
-
アオキ シュウゾウ : メイジ ガイコウ ノ ソウゾウ
大学図書館所蔵 件 / 全48件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考・引用書目: 青年篇p489-490
青木周蔵年譜: 壮年篇p517-536
内容説明・目次
- 巻冊次
-
青年篇 ISBN 9784888881401
内容説明
青木は、三国干渉や大津事件、北清事変など、若き日本が体験した大事件や節目には、しばしば主役や準主役として顔を出す。主な業績は、まず徴兵制度や参謀本部制など軍制の確立についてであり、憲法制定や地方自治制度の確立に深く関与し、また明治日本が長い時間と努力を費やした条約改正は、彼の執念の如くであった。森鴎外の名作「舞姫」のモデルのひとりとも推測される。長州の片田舎の一青年が、志を立てプロシャに留学する。木戸孝允に抜擢され、外交官となり、国家の大計に参画、異才と称せられた。明治という舞台での人と歴史。
目次
- 序の章 光る海
- 第1章 ほね、ほね、ベーンデレン
- 第2章 航海遠略策始末
- 第3章 攘夷断行と周蔵
- 第4章 四境戦争と「弁医」
- 第5章 「弁医」長崎へ
- 第6章 吾心結ぶ…
- 第7章 ハッスル周蔵
- 第8章 岩倉使節団、条約改正をもくろむ
- 第9章 木戸と青木と憲法原案第一号
- 第10章 明治6年政変の嵐の中で
- 巻冊次
-
壮年篇 ISBN 9784888881517
内容説明
条約改正、鹿鳴館、憲法制定、大津事件、日清・日露戦争…。明治は、列強の重圧の中で、国家の存亡をかけた選択の日々であった。異才官僚・青木を通してみる生身の近代史。
目次
- 第1章 白女房
- 第2章 “世界男”の自負
- 第3章 伊藤VS大隈
- 第4章 憲法調査
- 第5章 大発見
- 第6章 会議は踊る
- 第7章 フオン・アオキの夢
- 第8章 火中の栗
- 第9章 大津事件
- 第10章 光と翳
- 第11章 自爆
- 終章 残光
- 青木周蔵年譜
「BOOKデータベース」 より