ニューヨーク遊民団 : 大恐慌の目撃者たち

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ニューヨーク遊民団 : 大恐慌の目撃者たち

芳賀武著

PMC出版, 1988.10

タイトル読み

ニューヨーク ユウミンダン : ダイキョウコウ ノ モクゲキシャタチ

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注記

解説:陸井三郎

内容説明・目次

内容説明

本書があつかう時代は、第一次世界大戦後のいわゆる“金ピカ時代”といわれた1920年から、29年の大恐慌をへて、33年のニューディールに至るニューヨークの活況とどん底の交錯する約10年間である。富める者と貧しき者の格差はますますひろがり、労働組合や左翼への弾圧は猖獗(しょうけつ)をきわめ、政財界は腐敗の度を強め、ウォール街にはドルが舞い、それらはやがて来る世界恐慌を予告する警告でもあった。1927年にサンフランシスコからニューヨークに移り住んだ芳賀さんは、そんな時代の喧騒に巻き込まれながら、素直な目で、実に生き生きとこの街の様子を描いていく。

目次

  • おはようニューヨーク
  • サッコとバンゼッティの死
  • ドルがすべての経済学
  • ウォール街とブロードウェイ
  • アナキスト、ベラという女
  • ニューヨーク・クラッシュ
  • アメリカの病巣
  • 谷間に生きる日本人
  • 革命を夢見るピアニスト
  • 灼熱都市1932年7月

「BOOKデータベース」 より

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