書誌事項

秋から夏まで

マリアン・サーム著 ; 秋津知子訳

(Hayakawa novels, Novels for her)

早川書房, 1988.9

タイトル別名

Walking distance

タイトル読み

アキ カラ ナツ マデ

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内容説明・目次

内容説明

ローラが初めて声を聞くその男は言った。「ぼくは癌でもうじき死ぬんだけど、あなたが毎朝ほほ笑みかけてくれるのを見てとても楽しかった」娘を保育園に送っていく途中、いつも近所のアパート・ビルの日よけの下に坐っている男、デーヴィッドの突然の言葉。みちたりた結婚生活を送り、女性誌の投稿原稿のリーディングの仕事をしているローラの平穏な日常は、この日を境に大きく変わった。結婚問題カウンセラーをしているデーヴィッドにも妻と息子がいたが、死を目前にして、彼は毎朝会う生気にみちたローラに深い恋心を抱いていた。同情に始まったローラの気持ちも、やがてどうしようもなく愛へと傾いていく。そしてその結びつきは、それぞれの家族との間にさまざまな波紋を呼ぶ—。ニューヨークの秋から夏までを舞台に、生と死のはざまを漂う愛の行方を描く、哀しく、温かく、エレガントな長篇。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN02961614
  • ISBN
    • 4152076178
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    247p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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