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史記

西野広祥著

(中国古典百言百話 / 村山孚,守屋洋責任編集, 11)

PHP研究所, 1988.6

タイトル読み

シキ

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注記

関連年表:p225〜226

内容説明・目次

内容説明

『史記』の魅力は、宰相から武将、官僚、思想家さらに義侠、食客、庶民まで、あらゆる階層の人々が登場し、多彩な個性をもって乱世を生き抜く姿が描き出されている所にある。大望を果すため袴くぐりをした韓信、道は違っても互いを認めてきた老子と孔子、「刎勁の交わり」の故事を生んだ相如と廉頗の互いへの見識、私欲のため始皇帝暗殺に失敗した荊軻など、本書では、現代にも通ずる人生の知恵や人間の本質に迫るエピソードを選りすぐり紹介する。

目次

  • 百言(天子とて法は守るべし;精神異常をきたしたふりも一つの手;逃げるが勝ちだった;意気揚々とした夫に失望;このくらい勉強をすれば;まず信用させること;強敵には奇策がいちばん;「火牛の計」で敵の大軍を圧倒;いたずらに身を危険にさらすな;美貌の娘を河に流す〔ほか〕)
  • 百話(怨み骨髄;天はなにもかも知っている;みどころあるとみなされた理由;冠を脱がせてその中に小便;王者は人民を神さまと考える;両雄並び立たずと説いた男は釜ゆでに;奴隷の子が漢を代表する大将軍に;昔からコネが大きくものをいった;役人になるのは罪を待つこと;小軍は大軍にかなわぬことを知るべし〔ほか〕)

「BOOKデータベース」 より

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