クラウゼヴィッツ : 『戦争論』の誕生
著者
書誌事項
クラウゼヴィッツ : 『戦争論』の誕生
中央公論社, 1988.12
- タイトル別名
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Clausewitz and the state
クラウゼヴィッツ : 戦争論の誕生
- タイトル読み
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クラウゼヴィッツ : センソウロン ノ タンジョウ
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内容説明・目次
内容説明
ナポレオン戦争時代の激動期に生きたプロイセンの軍人クラウゼヴィッツは、1793年、13歳で初陣を踏み、1806年の会戦で捕虜となり帰還後、優柔不断な国王に我慢できずロシア軍に仕官したこともある。ワーテルロー会戦では、ついに宿敵ナポレオンをたおす一戦に参加。その後、それまでの従軍体験をもとに『戦争論』を執筆した。本書は、戦争の歴史的・論理的分析として最も優れた書であるこの『戦争論』が、どのような背景から生まれてきたかを、当時の社会環境や制度を視野に入れつつ考察し、ともすれば後世の恣意的解釈や断片的な紹介で歪められやすいクラウゼヴィッツの思想を総合的に論じる。
目次
- 第1章 当時のプロイセン
- 第2章 フランス革命とその影響
- 第3章 駐屯地生活と人間形成
- 第4章 第2の父シャルンホルストに会う
- 第5章 『戦争論』の芽
- 第6章 フリードリヒ大王時代のプロイセンの崩壊
- 第7章 ナポレオンの捕虜となる—抑留生活から見たドイツの自由
- 第8章 改革時代
- 第9章 ナポレオンの没落
- 第10章 反動復古期
- 第11章 晩年
「BOOKデータベース」 より