書誌事項

源氏物語と平安文学

早稲田大学大学院中古文学研究会編

早稲田大学出版部, 1988.12-

  • 第1集
  • 第2集
  • 第3集
  • 第4集

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ト ヘイアン ブンガク

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注記

執筆者: 深町健一郎ほか

内容説明・目次

巻冊次

第2集 ISBN 9784657915221

目次

  • 源氏物語と中国史書における妬忌—后妃伝から虚構の宮延史へ
  • 薫の堕落—源氏物語続編理解の方法として
  • 「蘭の花」と「月と桂」—夕霧と柏木物語
  • 浮舟物語のことば—宿命を形成するもの
  • 『狭衣物語』作中人物継承法(続)—宮の姫君周辺の問題
  • 狭衣の宗教意識と物語世界—兜率天へのまなざしと弥勒菩薩信仰
  • 浜松中納言物語の境域と夢—唐后転生の夢を中心に
  • 蜻蛉日記の構成—兼家に対する嘆訴的記事を中心に
  • 『更級日記』における夫俊通の描かれ方についての一試論—不在化の意味
  • 『大鏡』の「語り手」—その表現方法
  • 資料紹介 橘守部筆稿本『源語類聚鈔』
巻冊次

第3集 ISBN 9784657935250

目次

  • 散佚物語『岩垣沼の中将』の復原とその物語史的位相—六条斎院物語合考断章
  • 『源氏物語』の始まり—「桐壼」巻の幻想喚起装置
  • 負性を帯びた主人公—女三の宮の造型をめぐって
  • 「真木柱」の巻における死喩
  • 薫像の変容—匂宮巻・宿木巻を中心に
  • 薫にとっての匂宮—「俗聖」薫を支えるもの
  • 中の君の物語を読む
  • 狭衣物語の時間と天稚御子事件—時間の二重化と源氏物語の異化をめぐって
  • 『狭衣物語』の音楽描写
  • 『大鏡』における北家の位相—疎外される兼家
  • 『紫式部日記』の「斎院」批判—『日記』の論理構造をめぐって 1
  • 更級日記における源氏物語受容のありよう
  • 謡曲「井筒」引用の『伊勢物語』本文を持つ古注釈—『伊勢物語注本』と『伊勢物語難義註』
  • 資料紹介 井上好春著『源氏雨夜立聞』
巻冊次

第4集 ISBN 9784657955272

目次

  • 経国集「重陽節、神泉苑、賦秋可哀」—勅撰三漢詩集論考3
  • 枕草子「〜もの」型章段考—「みやび」な恋の変質をめぐって
  • 源氏物語における女房の和歌—夕顔巻の源氏と中将の君との贈答歌をめぐって
  • 「初音巻」前後
  • 若菜巻の太政大臣家について—政治的構図の空洞化の問題を中心に
  • 薫の恋を支えるもの—母思慕と潜在する父恋
  • 罪代の人、浮舟
  • 物氏物語におけるトポスの確立と変容—「闇」の語をめぐって
  • 『権中納言実材卿母集』における『浜松中納言物語』の享受について
  • 讃岐典待日記における表現構造—特に下巻を中心に
  • 資料紹介 福田美楯筆『玉廼小櫛』

「BOOKデータベース」 より

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