書誌事項

授業に役立つ世界史100話

千葉県歴史教育者協議会世界史部会編

あゆみ出版, 1988.12-1989.12

タイトル読み

ジュギョウ ニ ヤクダツ セカイシ 100ワ

大学図書館所蔵 件 / 26

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784751912676

内容説明

この本の課題は、悠久な世界史の流れのなかからいくつかの局面・断面を切り取り、それぞれを一つのストーリーにまとめ、新しい教材として紹介することである。テーマの選び方は、それによってある地域・ある時代の特徴を浮きぼりにできるもの、ということを基本にした。また「もの(物・技術)」の動きを追うことによって、歴史のひろがりを追跡する工夫も試みてみた。

目次

  • もうひとつの直立二足歩行革命
  • —中型の類人猿はどこへ?肉食から「乳食」へ—遊牧社会の成立
  • 青銅は鉄に先行したか?—銅・錫・鉄の関係
  • ゴマは世界をかけめぐる—セサミ・ロードの始まりはどこ
  • サハラを耕した人々—アフリカの新石器時代・タッシリ文化
  • 約束の土地を求めて—ヘブライ人とユダヤ教の歴史
  • ピラミッドとオベリスクを東アフリカに再現した人々—ナイルを支配したクシュ王国とアクスム王国
  • 民本思想の源流をたずねて—儒教と民主主義
  • 万里の長城の内と外—漢と勾奴の交渉の一端
  • 漢代社会は奴隷をどう見たか—古代中国の奴隷制〔ほか〕
巻冊次

下 ISBN 9784751912683

目次

  • ルソーを育てた農民たち—フランス革命前夜
  • 東エルベの荘園領主ユンカー—近代プロイセン・ドイツ保守主義の権力基盤
  • シュラフタ民主主義—近世ポーランド議会制の功罪
  • 七月王政を支えたロスチャイルド—ユダヤ系の世界的財閥
  • チェコ語を知らないスメタナの「わが祖国」—チェコの歴史とボヘミア国民音楽の父
  • 内なる敵か、外なる敵か—インドの「関ケ原」=マイソール戦争
  • 英雄と漢奸—林即徐と曾国藩
  • 眠れる獅子の目覚め—日清戦争前後の中国
  • 行動する思想家、アフガーニー—西アジアにおけるナショナリズム
  • 「ラーマ」と「ティモテ」に隠された歴史—パームやしと落花生からみたアフリカ搾取の実態
  • なぜ学校へ行くの?—近代公教育制度の成立
  • 「二つの国民」から「帝国的国民」へ—イギリス選挙法改正と普通教育
  • イギリスの危機はアイルランド好機—アイルランド民族運動の歴史
  • 自由党最後の勝利—ロイド・ジョージの「人民予算」と貴族院改革
  • マリアンヌの意味するもの—自由の女神像の変遷
  • フランスよ、どこへ行くのか?—ドレフュス事件と帝国主義
  • マラリアは自然の守り手?—キニーネと「開発」
  • 白い樹液—天然ゴムと合成ゴム〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN03040903
  • ISBN
    • 4751912674
    • 4751912682
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ