森田療法の研究 : 新たな展開をめざして
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森田療法の研究 : 新たな展開をめざして
金剛出版, 1989.2
- タイトル読み
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モリタ リョウホウ ノ ケンキュウ : アラタナ テンカイ オ メザシテ
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内容説明・目次
内容説明
本書は森田療法発詳の地である慈恵医大の森田療法室の総力を結集して、長年の経験を集大成し、その疑問に答えるとともに豊かな可能性を持つ森田療法の未来への一ステップとなることを願って編まれたものである。ここではまず、統計学的方法により森田療法と森田神経質の特徴を浮き彫りにし、続いて本書の中心を占める精神病理学的検討においては、治療者患者関係、治療構造など精神療法の基本的問題をあらゆる方面から議論し尽くす。
目次
- 第1部 統計学的方法(15年間の治療対象と治療成績;国際疾患分類からみた森田神経質;森田神経質の性格特性および入院森田療法の治療効果について;臥褥期の心理的変化について)
- 第2部 精神病理学的方法(総説—森田療法における治療論を中心に;神経質の精神病理;とらわれの精神病理について;非定型例に対する「見立て」と「介入」;ロールシャッハ・テストと治療経過—入退院時の変化のパターンをめぐって ほか)
- 第3部 精神生理学的方法—絶対臥対褥期へのアプローチ(睡眠—覚醒を指標とする研究;体温リズムおよび心拍数を指標とする研究)
「BOOKデータベース」 より