日本近世交通史の研究

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日本近世交通史の研究

丸山雍成著

吉川弘文館, 1989.2

タイトル読み

ニホン キンセイ コウツウシ ノ ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

近世交通司研究の分野では、最近まで活発な諸論争が繰り返されてきた。本書は、その当事者の一人でもある著者が、特に陸上交通のうち、五街道と脇街道、宿駅と助郷、関所と口留番所、参勤交代制と大名飛脚などの諸問題をとりあげ、それぞれの論争点を踏まえながら、全国的視野の下に自己の新説を積極的に主張展開した実証的研究書である。

目次

  • 第1章 五街道と脇街道(九州の街道;四国の街道—特に高知藩の街道と送番所を中心として)
  • 第2章 宿駅と助郷(近世宿駅研究上の若干の問題;「初期本陣」をめぐる問題)
  • 第3章 関所と口留番所付、渡し場(近世関所の成立過程をめぐる問題;近世越後の関所—口留番所との関係を中心として;高知藩の道番所;近世渡し場をめぐる問題)
  • 第4章 参勤交代と大名飛脚(参勤交代制の形成過程と構造;参勤交代の旅行と藩財政—西南大名を中心とする素描;『海陸并道中記』の紹介と検討—大名飛脚研究の一素材として)

「BOOKデータベース」 より

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