シェイクスピアと鏡の王国
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シェイクスピアと鏡の王国
筑摩書房, 1989.2
- タイトル読み
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シェイクスピア ト カガミ ノ オウコク
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内容説明・目次
内容説明
激動の時代のさなかにあって、中世の伝統に根ざしつつ、近代的テーマの根幹をつかみだしてしまった比類なき劇作家シェイクスピア。王権論を中心に、反射しあう問題群をめぐって、中世劇を専攻する著者が、そのダイナミックスをあざやかに描き出す力作書下し評論。
目次
- 第1章 地獄の征服(中世の地獄の征服;亡霊の呼びかけ;物語の重層性;眠りの殺害者;マクベス城の門番;ハムレットとマクベス;絶対者にかかげられた鏡 ほか)
- 第2章 シェイクスピアの見せ物小屋(シェイクスピアと祭りのフェア;羊飼いのフリーク・ショー;シェイクスピアの可視的な活人画;『マクベス』の鏡のパジェント;イエスとリチャード二世の受難劇;「死」は神の使者 ほか)
- 第3章 華麗なる一幕劇(王家の霊廟;わが終わりに、わが初めあり;王のなかの王;死滅することなき者;華麗なる一幕劇;選出される王;『ハムレット』の宮廷道化 ほか)
「BOOKデータベース」 より