ゴースト・ダンス : アメリカ・インディアンの宗教運動と叛乱

書誌事項

ゴースト・ダンス : アメリカ・インディアンの宗教運動と叛乱

ジェイムズ・ムーニー [著] ; 荒井芳廣訳

(文化人類学叢書)

紀伊國屋書店, 1989.2

タイトル別名

The ghost-dance religion and the Sioux outbreak of 1890

ゴーストダンス : アメリカインディアンの宗教運動と叛乱

タイトル読み

ゴースト・ダンス : アメリカ・インディアン ノ シュウキョウ ウンドウ ト ハンラン

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注記

"Fourteenth annual report of the United States Bureau of Ethnology to the Secretary of the Smithonian Institution 1892-1893" part 2, pp.641-1136, 1896) の抄訳

引用文献: p291-302

内容説明・目次

内容説明

19世紀末のアメリカ合衆国。白人たちの「フロンティア」は西へ進行し、先住民たるインディアンのほとんどはいまや支配下におかれていた。旧来の生活様式を失い、不公正な行政に苦しむ彼らのあいだに、このとき一つの宗教が生まれる。やがてメシアが到来して、死んだ祖先たちを甦らせこの世を楽園として再生してくれる、その実現のためには、儀礼をおこない全員で踊りつづけなければならない—このような千年王国的な信念に支えられた宗教運動が、「ゴースト・ダンス」である。この運動がどのように展開したが、白人とのあいだにどんな軋轢をうんだかを、著者ムーニーは細胞の観察と綿密な取材調査にもとづいていきいきと描き出していく。

目次

  • 第1章 失われた楽園
  • 第2章 救世主ウォヴォカ
  • 第3章 ゴースト・ダンスの教義
  • 第4章 ロッキー山脈西部のゴースト・ダンス
  • 第5章 ロッキー山脈東部のゴースト・ダンス—スー族のゴースト・ダンス
  • 第6章 スー族の叛反—シティング・ブルとウンデッドニー
  • 第7章 叛反の終結—南部におけるゴースト・ダンス
  • 第8章 ゴースト・ダンスの儀式

「BOOKデータベース」 より

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