聖人と学者の国
著者
書誌事項
聖人と学者の国
平凡社, 1989.1
- タイトル別名
-
Saints and scholars
- タイトル読み
-
セイジン ト ガクシャ ノ クニ
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注記
原書 (Verso, 1987) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
1916年5月、英国からのアイルランド独立を目ざしたイースター蜂起鎮圧後、その指導者ジェイムズ・コノリーは銃殺刑に処せられた。この小説は、もしコノリーが処刑されなかったなら、という想定のもとに始まる。歴史の連続体にぼっかりあけられた隙間のなかに、著者はあり得なかった架空の対話を実現する。主要登場人物は4人。まずは20世紀を代表する哲学者のヴィトゲンシュタイン、そしてかれの西アイルランド行の道連れは、ロシアの文芸学者ミハイル・バフチーンの兄ニコライ。革命家コノリー。ジョイスの小説『ユリシリーズ』の主人公、妻に駆け落ちされたレオボルド・ブルーム…。
「BOOKデータベース」 より