円の誕生 : 近代貨幣制度の成立

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円の誕生 : 近代貨幣制度の成立

三上隆三著

東洋経済新報社, 1989.3

増補版

タイトル読み

エン ノ タンジョウ : キンダイ カヘイ セイド ノ セイリツ

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内容説明・目次

目次

  • 第1章 開題(円の平価;村上勘柄衛版『改正新貨条例』;円貨幣制度と問題点)
  • 第2章 江戸時代の貨幣制度と貨幣的経済(三貨制度;「米遣いの経済」から「金遣いの経済」へ;新種銀貨の登場;計数貨幣としての銀貨の意義)
  • 第3章 外国貨幣との交渉(洋銀;洋銀一枚=一分銀一枚;同所同量の原則;洋銀100枚=一分銀311枚;貨幣問題の対策;貨幣問題の帰結)
  • 第4章 円の由来(明治新貨幣制度;銀本位制度の外生的根拠;銀本位制度の内生的根拠)
  • 第5章 円の誕生(金本位制度への旋回;価値尺度;一円銀貨と一円金貨;両から円へ;洋銀と一分銀)
  • 終章 円金本位制度の確立
  • 補論 円の系譜(円の推移;『江川二代記』と高野長英;大庄屋の「御用留」帳;漢学書生の通語なりき)

「BOOKデータベース」 より

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