海のシルクロード史 : 四千年の東西交易
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書誌事項
海のシルクロード史 : 四千年の東西交易
(中公新書, 915)
中央公論社, 1989.3
- タイトル別名
-
海のシルクロード史 : 四千年の東西交易
- タイトル読み
-
ウミ ノ シルクロードシ : ヨンセンネン ノ トウザイ コウエキ
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内容説明・目次
内容説明
中国南部から、東南アジア、インド、西アジア沿岸を経て地中海に到る南海航路は、インダス文明の頃より連綿と継続してきた貿易路であり、決して、陸路の補助的な存在ではなかった。南海産の香料や大量の陶磁の輸送は、船舶によってこそ可能であり、またオアシス路も、海を渡って初めてアテネやローマと結ばれたのである。本書は、20年に及ぶ現地調査をもとに、東西交流の接点を海上交易の視点から見直そうとするものである。
目次
- 第1章 紅海とアラビア海
- 第2章 インド洋を越えて—ローマの南海貿易
- 第3章 古代中国の南海貿易—崑崙船の活躍
- 第4章 イスラム商船の東漸
- 第5章 宋代の南海貿易
- 第6章 マルコ・ポーロの大航海
- 第7章 鄭和の西洋下り
- 第8章 ヨーロッパ人の東漸
「BOOKデータベース」 より