異端の説教師ギャリソン : ひとつのアメリカ史診断

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異端の説教師ギャリソン : ひとつのアメリカ史診断

山本幹雄著

法律文化社, 1989.3

タイトル読み

イタン ノ セッキョウシ ギャリソン : ヒトツ ノ アメリカシ シンダン

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内容説明・目次

目次

  • 序章きアメリカ人の原罪(二つの祓詞からの導入;アメリカ植民地男臣とその末裔たちの汚辱;象徴・リンカーンの人種差別主義)
  • 第1章 「異端」ギャリソンへの接近視角(神の千年王国への祷;受難と反発;ひとつの塑像;「狂信者」評価—扼殺と復権と讃美;80年代の研究視座とわれわれ)
  • 第2章 ギャリソン流奴隷即時解放主義(魂の原点・“神の子”意識;反体制の叫び;「協会」運動の栄光と挫折;絶体的無抵抗の思想;「政治的非実践」の本義—『独立宣言』;“連邦解体”のすすめ;『憲法』、教会攻撃;内戦願望)
  • 第3章 “諸州間の戦争”とギャリソン(黒人嫌悪の共和党;容奴国家・合衆国;“奴隷狩りの犬”リンカーン;“神の審判”と畏縮;「聖戦」・力の論理;天地の習合・かぎりなきリンカーン支持;孤独なる埋没)
  • 終章 ひとつの診断(ギャリソンの自己矛盾と自己同一;ギャリソンの白い魂—“わが国土は世界なり。わが国民すべて人間同胞なり”;アメリカン・ライフスタイルの史的原型—結語にかえて)

「BOOKデータベース」 より

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