私の愛した小説
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私の愛した小説
(新潮文庫, え-1-28)
新潮社, 1988.9
- タイトル読み
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ワタクシ ノ アイシタ ショウセツ
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内容説明・目次
内容説明
敗戦直後に出会ったモーリヤックの『テレーズ・デスケルー』は、作家として進むべき方向を、著者に教えてくれた作品だった『沈黙』を書く時も『侍』の時も、この小説を読み直してから執筆を始めた、という…。40年以上にわたり、読むたびにいつも新しい顔を見せる『テレーズ』を回想し、文学と宗教について語った長編エッセイ。巻末に遠藤周作訳『テレーズ・デスケルー』を収録した。
目次
- なぜ彼女は夫に毒を飲ませたのか
- 彼は肉慾に苦しんだが
- 秋よ、落日の時よ、
- マイナスはプラスになる
- 俗なるものと聖なるもの
- 心にひそむ元型
- 物語が人々に語りつがれるには
- 乾いた土地、水のある場所
- ひとつの小説のできるまで
- テレーズと菜穂子と
- 「コーランを読む」を読みながら
- すべての道はXに向う。だが…
- 悪、死の本能
- テレーズ・デスケルー(モーリヤック著 遠藤周作訳)
「BOOKデータベース」 より