水・水溶液系の構造と物性

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水・水溶液系の構造と物性

荒川泓著

北海道大学図書刊行会, 1989.2

タイトル読み

ミズ スイヨウエキケイ ノ コウゾウ ト ブッセイ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、物理化学の専門書であるが、同時に問題の性質上広範な読者を想定しており、その点で、序説はきわめて平易な形で問題の所在を示してある。水・水溶液系の構造・物性という本書の主題の現代科学としての出発点となったのは、1933年のBernalとFowlerの研究であり、以後約半世紀の展開がある。本書の内容で中軸となっているのは60年代以降今日に至る約4分1世紀間の学問の展開であるが、叙述の体系性という点から、可能な限り、編年史的叙述をとり、今日からみて、すでに歴史的成果として位置づけを明らかにすべき点については、評価を含めて総括的に述べた。

目次

  • 序説
  • 第1部 液体論の新たな展開(液体の統計力学的理論の発展;計算機実験の液体への適用—MID法およびMC法)
  • 第2部 水の液体構造(水の構造模型・理論の展開—1930年代〜60年代まで;水の液体構造研究への計算機実験の本格的適用;水の統計力学的理論の展開;中性子回折を中心とする水の液体構造研究の新たな展開;水の構造模型—理論・計算機実験・構造解析の立場からの総括)
  • 第3部 イオン—水間相互作用(イオン—水間相互作用の特徴と本質—水の液体構造に及ぼす溶存イオンの影響;イオン—水間相互作用理論の進歩—電解質水溶液論の新しい展開)
  • 第4部 疎水相互作用(疎水相互作用概念の検討;疎水相互作用の理論的展開)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN03329642
  • ISBN
    • 4832992619
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    札幌
  • ページ数/冊数
    378p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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