新人類の誕生 : 「トランスポゾン世代」は何を考えているか
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新人類の誕生 : 「トランスポゾン世代」は何を考えているか
(新潮文庫, よ-13-1)
新潮社, 1988.10
- タイトル読み
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シンジンルイ ノ タンジョウ : トランスポゾン セダイ ワ ナニ オ カンガエテ イル カ
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内容説明・目次
内容説明
DNAの中にあって、たえずいろんな場所に潜りこみ、周囲の遺伝子に大きな影響を与える転移遺伝子(トランスポゾン)。モノよりも情報を重視し、どの分野にも好奇心を示すが深くコミットはせず、つねに移動しつづける現代の若者たちの姿を、トランスポゾンと重ね合わせ、ニューサイエンスの成果を貧欲にとりこんで、「新人類」たちの行動原理と時代の気分をわかりやすく解読する、画期的な若者論。
目次
- 1 “持たない”ことはこんなにも自由なのだ
- 2 コアレスなトランスポゾン世代は本当に頼りにならないか?
- 3 コミットしない世代
- 4 多様性を失わないことが生存の条件だ
- 5 細胞は驚くべき社会性を示す
- 6 科学は本来、ドキドキするような世界なのだ
- 7 旧来型人間社会のモロさと弱さ
- 8 量子力学的つみ重ねの世界
- 9 生命体の秩序体系は人間の未来志向を先取りしている
- 10 フレキシブルな社会がいま求められている
- 11 常識派と変わり種の立場が逆転していく?
- 12 「ナード」とその仲間たちはソフトパス思考をする
- 13 新しい“シンキング・ピープル”たち
- 14 トランスポゾン時代を卒業したい人のために
- 巻末インタビュー 脳の量子力学(D・R・ホフスタッター)
「BOOKデータベース」 より