物語文学の方法
著者
書誌事項
物語文学の方法
有精堂出版, 1989
- : set
- 1
- 2
- タイトル読み
-
モノガタリ ブンガク ノ ホウホウ
大学図書館所蔵 件 / 全136件
-
2913.3||Mi58||2,913.3||Mi58||2,913.3||Mi58||2,913.3||Mi58||2100048470,101132960,101819700,101820190,
1913.3||Mi58||1,913.3||Mi58||1,913.3||Mi58||1101132950,101819690,101820180 -
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784640305978
目次
- 第1部 方法と視点(古代叙事文芸の時間と表現—物語的言説の展開あるいは源氏物語における時間意識の構造;物語と書くこと—物語文学の意味作用あるいは不在の文学;物語文学の成立—モノと書くことあるいは虚構の自立;物語文学の文章—物語文学と書くことあるいは言語的多様性の文学;源氏物語における語りの構造—話者と語り手あるいは「草子地」論批判のための序章;物語文学における語りの構造—語りにおける主体の拡散化あるいは物語文学における本文分析の可能性)
- 第2部 物語文学の系譜—初期物語(竹取物語の方法と成立時期—火鼠の裘あるいはアレゴリーの文学;竹取物語の表現構造—語りの構造あるいは絶望と挫折;伊勢物語の方法—歌物語の方法あるいは情念と所有;伊勢物語の表現構造—同化の文学あるいは事実と虚構の出会い;大和物語150段の構造—話型・虚構・表現あるいは采女入水譚の構造;屏風絵と物語—屏風絵物語と住吉物語あるいは絵画と文学;古本住吉物語試論—異本能宣集の解釈あるいは物語の絵画化;継母子物語の系譜—受容と文学あるいは古『住吉』から『貝合』まで;宇津保物語と絵画—冒頭接続詞あるいは絵ガタリと絵解の成立;落窪物語の方法—読者と享受あるいは表現と構造;落窪物語の表現構造—そのイデオロギーあるいは話型とその超克)
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784640305985
内容説明
〈近代的〉な眼差しによる従来の研究が見失っていた源氏物語における言説の方法—。さまざまな意味の〈戯れ〉による織物という視座を一貫した軸に意味の一義性の超克と非決定性から〈現代〉を常に挑発しつづけるテクストとしての源氏物語と熾烈に対話してやまない壮大不撓の述志の荒振り。
目次
- 第3部 物語文学の系譜—源氏物語(源氏物語の方法;源氏物語における虚構の方法;源氏物語の創作契機;源氏物語における解釈の方法;桐壷巻の方法;帚木三帖の方法;藤壷事件の表現構造;源典侍物語の構造;花散里巻の方法;須磨流離の表現構造;澪標巻における栄華と罪の意識;絵合巻における〈文学史〉の方法;玉鬘十帖の方法;野分巻における〈垣間見〉の方法;若菜巻の方法;竹河巻の方法;源氏物語第3部の方法)
- 第4部 物語文学の系譜—後期物語(『狭衣物語』の方法;堤中納言物語の方法;堤中納言物語の表現構造;物語文学の極北)
「BOOKデータベース」 より