新編解剖刀を執りて
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新編解剖刀を執りて
(筑摩叢書, 333)
筑摩書房, 1989.5
- タイトル読み
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シンペン カイボウトウ オ トリテ
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内容説明・目次
内容説明
鴎外を父としながら「思うところあって」文学者にならなかった著者が、解剖学者として折にふれ書き綴った随想を集める。死者のイメージに出会うヨーロッパ体験、実習室での奇妙な出来事、愛犬を失うの記、なきがらとの対話幻想などを語って自称「ボンヤリ教授」のペンが冴える。
目次
- 屍体異変
- 死面の印象
- 老いの話
- 屍体春秋
- 死面生面
- 屍体展望
- 研究室の1話
- 顕微鏡雑話
- 白い町
- 生命の泉
- 屍体絵巻
- 臍を噛む
- 蛙の臍
- 敬礼
- 鯨とポプラ
- 抽籖
- 放心教授
- 犬の死因
- 老犬
- 解剖雑話
- 魂魄分離
- なきがら陳情
- 弱きものよ汝の名は男なり
- 空想半熟卵
- 耄碌寸前
「BOOKデータベース」 より