知的財産権とは何か
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知的財産権とは何か
(有斐閣新書, A-95)
有斐閣, 1989.4
- タイトル読み
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チテキ ザイサンケン トワ ナニカ
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内容説明・目次
内容説明
「知的所有権」という言葉がマスコミに登場しない日はめずらしくなりました。しかし、この言葉は“Intellectual Property”の訳語としてはあまりにも不適切です。本書はこれに代えて、すべて「知的財産権」という正しい用語に統一して、今後ますます盛んになるであろうこの論議の基盤を整えようとし、また、その権利が問題となる領域の全容を示して、広く産業界の人々共通の「コモンセンス」を提供するものです。身近なレンタルレコードやカラオケから、高度なIC設計やバイオテクノロジーまで、現代人のあらゆる生活の場面にかかわる知的財産権問題を考えるきっかけを本書で作ってください。
目次
- 1 問題としての知的財産権—プロローグ
- 2 知的財産権の保護と国際的ルール作り
- 3 各国特許制度のアンバランス
- 4 バイオテクノロジー—1—保護の動向
- 5 バイオテクノロジー—2—植物新品種
- 6 半導体回路配置の保護
- 7 コンピュータ・ソフトウェアと著作権法
- 8 コンピュータ・プログラム保護の多様な方法
- 9 データベースの著作権
- 10 コンピュータ創作物の著作権
- 11 タイプフェイスの保護
- 12 トレード・シークレットの保護
- 13 私的複製の考え方
- 14 複製権の集中管理機構
- 15 レンタル・ソフトの問題
- 16 カラオケと演奏権の保護
- 17 ニューメディアと著作権
- 18 著作隣接権問題
- 19 キャラクターの商品化と保護
- 20 ブランドの保護と並行輸入
- 21 知的財産権と独占禁止法
- 22 知的財産権の展望—エピローグ
「BOOKデータベース」 より