躓きとしての文学 : 漱石「明暗」論

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躓きとしての文学 : 漱石「明暗」論

坂口曜子[著]

河出書房新社, 1989.4

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ツマズキ ト シテ ノ ブンガク : ソウセキ メイアン ロン

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Description and Table of Contents

Description

言葉に「躓く」という全意識を賭けた身読の果てに開示した、漱石の秘めたもう一つの世界。本格的な近代小説の最初の作品といわれながら、謎を残したまま中断された漱石最後の作品『明暗』を解体し、漱石が巧妙に構築した「象徴的意味」をその細部に読み込みながら明らかにする画期的論考。

Table of Contents

  • はじめに—言葉に躓くこと
  • 序論 『明暗』について
  • 第1部 喪失
  • 第2部 解体
  • 第3部 帰属

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