天皇百話
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天皇百話
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1989.4
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テンノウ ヒャクワ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上の巻 ISBN 9784480022882
内容説明
激動の“昭和”。時代の荒波をくぐり抜け、歴代天皇の中で最も長く在位した天皇裕仁。その八十七年の生涯を、側近から外国人まで、様々な証言と記録によって浮き彫りにしたアンソロジー。本巻では1901年(明治34)の誕生から1945年(昭和20)の敗戦の日までを追う—天皇・運命の誕生(鈴木孝)、陛下の少年時代(学習院ご学友)、満州某重大事件(原田熊雄)、反逆者とは何事(美濃部達吉)、2・26事件獄中手記(磯部浅一)、ルーズベルト裕仁に訴える(ジョセフ・グルー)、終戦の真相(迫水久常)、滅亡か終戦か(鈴木貫太郎)、玉音放送の前夜(石渡荘太郎)などを収録。
目次
- 降誕(「官報」)
- 命名の儀(「官報」)
- 川村純義(渡辺幾治郎)
- 里親・里子(宮本常一)
- 自分のうけた印象(長与善郎)
- 天皇・運命の誕生(鈴木孝)
- 肉親としての天皇陛下(秩父宮雍仁・柳沢健)
- 乃木大将とのお別れ(甘露寺受長)
- 人生への影響(「朝日新聞」)
- 世界のなかの天皇(鶴見俊輔)〔ほか〕
- 巻冊次
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下の巻 ISBN 9784480022899
内容説明
現人神から人間へ。敗戦のなか、劇的な転回を遂げる天皇裕仁。米ソが睨み合う中で世界は急変し、日本の経済は驚異的な発展をする。戦後の国際社会のなか、天皇はどのような道を歩んだのか。本巻では1945年(昭和20)の敗戦から高度経済成長時代をへて、その死までを追う—天皇との会見(ダグラス・マッカーサー)、天皇に責任なし、敗戦の責・我にあり(東条英機)、人間宣言の秘録(藤樫準二)、巡幸中の陛下(大金益次郎)、あらかん天皇紀(竹中労)、空虚の中心(ロラン・バルト)、苦しかったのは戦友を失ったことです(小野田寛郎)、封印された天皇の「お詫び」(橋本明)などを収録する。
目次
- 『8月15日の子供たち』より(あの日を記録する会編)
- 首相になる前の私の心境(東久迩稔彦)
- 帝国ホテルの暁夢(重光葵)
- 昭和二十年九月九日の陛下の手紙(橋本明)
- 天皇、マッカーサー元帥を訪問(『石渡荘太郎伝』)
- 天皇と会見した米記者(週刊新潮編集部編)
- 米人記者への天皇の回答(幣原喜重郎)
- 天皇・マ元帥会談への苦慮(藤田尚徳)
- 天皇との会見(ダグラス・マッカーサー)
- 天皇を撮ったカメラマン(ジェターノ・フェーレイス)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より