風土の構造
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風土の構造
(講談社学術文庫, [819])
講談社, 1988.2
- タイトル読み
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フウド ノ コウゾウ
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注記
引用文献: p237-241
内容説明・目次
内容説明
人間は、人間が考えている以上に環境の産物である。そのなかでも最も大きな意味をもっているのは気候である。気候条件のちがいを全地球的にとらえ、人間への影響を考察してゆくと、文化の様態がいかに多く気候によって形づくられているかがわかる。たとえば、離婚と気候の関係が推定される。日本で雪の多い地方は離婚が多かったのである。著者は、気候学が発見した新しい事実から、人間文化の形成に関して、ユニークな推論を展開した。
目次
- 1 世界の風系(赤道西風帯;亜熱帯高圧細胞;中緯度偏西風帯;極高圧部;世界の気候区分)
- 2 世界の気候と人間(物に及ぼす気候の影響;人間への影響;ハンチングトンとイタイイタイ病)
- 3 日本の気候区分(動く気候の図的表現;気候区の大きさ)
- 4 日本の気候と他の分布現象(動植物の分布と気候;人間生活と気候;局地的ないくつかの問題)
「BOOKデータベース」 より