ミナト神戸 コレラ・ペスト・スラム : 社会的差別形成史の研究
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書誌事項
ミナト神戸 コレラ・ペスト・スラム : 社会的差別形成史の研究
学芸出版社, 1989.6
- タイトル別名
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ミナト神戸 : コレラペストスラム
- タイトル読み
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ミナト コウベ コレラ ・ ペスト ・ スラム : シャカイテキ サベツ ケイセイシ ノ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、明治期における新興港湾都市神戸を舞台に、コレラ・ペストの流行とスラムの形成に着目し、近代都市社会が、どのような背景のもとに、どのような戦略によって貧民たちを差別し始めたか、を明らかにし、そうした差別構造を明確にすることによって、どのように、自らを良民社会として作りあげていったか、を究明する。
目次
- 第1章 コレス・ペスト(防疫戦争;神戸伝染病流行年史;反撃—1886年のコレラ大流行;監視—1890年のコレラ大流行;包囲—1895年のコレラ大流行;解体—コレラからペストへ)
- 第2章 スラム(神戸市区改正論議;スラム対策の実施;スラム対策の進展;貧民追放政策;スラムと被差別部落;賀川豊彦—二重の眼差し)
- 終章 騒擾へ
「BOOKデータベース」 より