中国建築史の研究
著者
書誌事項
中国建築史の研究
弘文堂, 1989.7
- タイトル読み
-
チュウゴク ケンチクシ ノ ケンキュウ
大学図書館所蔵 件 / 全128件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
巻末: 索引
内容説明・目次
内容説明
中国建築史学の戦後における停滞は、遺構調査中心の研究方法の限界でもあった。文献資料の精緻な考証、考古学の成果の積極的採用などを通じて研究環境の壁を乗り越え、日中の建築史はもとより、考古学や都市形成史の領域にも新たな光をあてる著者会心の雄篇。
目次
- 第1篇 先秦時代宮室建築序説(『考工記』匠人営国とその解釈;先秦時代建築の構造;干闌式建築)
- 第2篇 周原建築遺址の解釈(遺址の概況;平面配置と建物の制度;建築構造とその復元の問題点;附論—鳳翔馬家荘1号建築遺址について)
- 第3篇 隋朝建築家の設計と考証(隋朝の建設工程;工部尚書宇文〓の設計主宰;建築史家宇文〓;隋代建築家群像)
- 第4篇 中国壁画墓の建築図と唐代初期の建築様式(漢・六朝の壁画墓とその建築図;隋唐時代の壁画墓とその構成;唐代壁画墓の建築図;唐代初期の建築様式・技法の2、3の特徴)
- 第5篇 中国建築と〓(中国古代の煉瓦;漢代の〓墓;東と西のアーチ構造;〓塔と無梁殿;〓の種類と製法;〓の用途と工法)
- 第6篇 日本中世新様式建築における構造の改革(中世新様式の出現とその時期;中世新様式における構造の改革;貫および挿肘木;詰組と遊離尾垂木;内部架構の特色について)
「BOOKデータベース」 より