ゲージ場の量子論
著者
書誌事項
ゲージ場の量子論
(新物理学シリーズ / 山内恭彦監修, 23-24)
培風館, 1989.7
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- タイトル読み
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ゲージバ ノ リョウシロン
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注記
文献解説: 2: p253-261
監修: 山内恭彦
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784563024239
内容説明
本書は近年飛躍的発展を遂げてほとんどその面目を一新した場の量子論—特にゲージ場の量子論の解説書である。基本的なところから詳しく説明されているので、量子力学の初等的予備知識で十分理解できる内容となっている。
目次
- Lorentz群の表現と場(Lorentz群;いろいろな場:Lorentz群の表現;Noetherの定理;スカラー場の作用積分;スピノール場の作用積分;U(1)ゲージ場:電磁場)
- 場の量子化(自由スカラー場の量子化;自由Dirac場の量子化;パリティ変換とWeyl場;時間反転不変性とCPT定理)
- 相互作用の一般的性質とS行列(スペクトル条件とスペクトル表示;漸近条件とS前列;LSZの簡約公式とHaag‐GLZ公式)
- 経路積分と摂動論(量子力学系と経路積分;場の理論における経路積分;摂動論;フェルミオン場の経路積分;有効作用と有効ポテンシャル;S行列生成汎関数と散乱断面積)
- ゲージ場の量子論(局所ゲージ不変性;特異系の正準形式と量子化;ゲージ場の量子化:経路積分型式;BRS対称性;ゲージ場の正準量子化:共変な演算子型式;Ward‐高橋恒等式および自由場の量子化と漸近場;摂動論のFeynman則と簡単な計算;物理的S行列のユニタリー性I;物理的S行列のユニタリー性2:BRS代数と4重項機構;観測可能量;物理的S行列のゲージ固定非依存性)
- 付録(4次元記法、Diracスピノール;n=2k次元Lorentz群SO(1,n−1)のγ行列;Feynmanグラフの積分公式;行列・演算子に関する便利な公式)
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784563024246
内容説明
近年飛躍的発展を遂げてほとんどその面目を一新した場の量子論—特にゲージ場の量子論の解説書である。基本的なところから詳しく説明されているので、量子力学の初等的予備知識で十分理解できる内容となっている。
目次
- 対称性の自発的破れ(対称性の自発的破れと南部‐Goldstoneの定理;対称性の自発的破れを起こす模型:2例;NG粒子の低エネルギー定理;非線形表現;Higgs現象;Higgs現象逆定理とカラー閉じ込め;Weinberg‐Salam模型)
- くりこみ(次元正則化;1‐loop計算と乗法的くりこみ;BPHZくりこみ;ゲージ理論の乗法的くりこみ;質量によらない対称なくりこみ)
- くりこみ群と演算子積展開(複合演算子のくりこみと演算子積展開;くりこみ群方程式;くりこみ群とスケール則)
- アノマリー(アノマリーとBRS対称性;アノマリーの計算と幾何学的意味;アノマリーと南部‐Goldstoneボソン)
- 付録(4次元記法、Diracスピノール;n=2k次元Lorentz群SO(1,n−1)のγ行列;Feynmanグラフの積分公式;行列・演算子に関する便利な公式;外積代数と微分形式)
「BOOKデータベース」 より