書誌事項

方法としての中国

溝口雄三著

東京大学出版会, 1989.6

タイトル読み

ホウホウ トシテノ チュウゴク

内容説明・目次

内容説明

この一世紀余、ヨーロッパという軸・国家という軸をもとに、反発と相剋の上に共存してきた日本と中国は、21世紀に向けて、アジアという軸・民衆という軸・人類という軸をもとにした新しい関係構造の模索に入った。本書は、その模索に向けての、一中国研究者による、戦後の日本の中国観の日本側からの一つの決算である。

目次

  • 1 〈中国の近代〉をみる視点
  • 2 近代中国像の再検討
  • 3 中国における「封建」と近代
  • 4 天下と国家、生民と国民
  • 5 方法としての中国
  • 6 津田シナ学とこれからの中国学
  • 7 フランスシナ学と日本漢学と中国哲学
  • 8 〈儒教ルネサンス〉に際して
  • 9 近代中国像は歪んでいないか—洋務と民権および中体西用と儒教
  • 10 ある反「洋務」—劉錫鴻の場合

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BN03633610
  • ISBN
    • 9784130130165
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iii, 312p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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