横笛と大首絵 : 近世の文化・芸能をめぐって
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書誌事項
横笛と大首絵 : 近世の文化・芸能をめぐって
法政大学出版局, 1989.7
- タイトル別名
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横笛と大首絵 : 近世の文化芸能をめぐって
- タイトル読み
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ヨコブエ ト オオクビエ : キンセイ ノ ブンカ ゲイノウ オ メグッテ
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内容説明・目次
内容説明
〈思想家西鶴〉の分析をはじめ、消えゆく篠笛を訪ねて音律の復元を試みた出色の近世音楽論、歌磨の大首絵に個性美の探求を見る独自の浮世絵研究など、東西の比較をも交えた滋味豊かな近世民衆文化論、専門の枠を越え、歴史の襞に分け入る。
目次
- 1 都市・祭り・うわさ(16世紀日本の自由都市;日本の祭り;池田輝政夫妻への警告と噂)
- 2 元禄文化(元禄文化;祝物「女騎馬武者隊」;なにわ文化の代表西鶴;思想家としての井原西鶴;西鶴の『日本永代蔵』;西鶴と好色文化;元禄音楽の展開—音階と楽器の盛衰をめぐって;元禄時代の流行歌「吉野の山」について;日本伝統音楽をめぐる国際的関連の諸問題;横笛雑考—篠笛の歴史)
- 3 化政文化(上方文化の東漸;化政文化;江戸時代の女性用和本;近江八景落穂集;歌麿の美人画大首物ノート;歌麿の大首絵について;槍ケ岳に登る;木綿織屋・喜兵衛—近世における手工業の発展;女筆手本をめぐる諸問題)
「BOOKデータベース」 より