江藤新平と明治維新
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江藤新平と明治維新
朝日新聞社, 1989.6
- タイトル読み
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エトウ シンペイ ト メイジ イシン
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注記
参考文献:p339
内容説明・目次
内容説明
大久保利通の策略のまえに、江藤新平はあまりにも真正直すぎた—。血縁者の立場から、聞き書きをもとに、佐賀の乱の首謀者として処刑された大伯父新平のゆえなき汚名をすすぎ、開明的政治家としての実像を、明治維新史のなかに克明に刻みこんだ労作。
目次
- 佐賀の勤労学生(手明鑓;少年時代;弘道館へ入学;蘭学の研究と『図海策』;薩摩藩西郷、大久保の台頭;結婚と就職)
- 維新に出遅れた佐賀藩(中央の政局と各藩の動向〈寺田屋事件〉;親友中野の死;脱藩上洛;永蟄居;長州征伐;薩長の提携;大政奉還から王政復古へ)
- 新政府の朝臣として(鳥羽伏見の戦い;江戸開城;上野戦争;江戸府政;東京遷都;東京市政)
- 民権を守る政治家(佐賀藩政改革;版籍奉還;中弁;廃藩置県;文部省の設立と左院時代;岩倉使節団;江藤司法卿;山県の公金流用を摘発;民権擁護の戦い;参議就任)
- 明治6年政変(日韓問題;西郷遣韓の決定;明治6年政変;民選議院建白書と愛国公党)
- 天地知る(佐賀へ向かう;佐賀戦争;土佐路;天地知る;紀尾井町事件)
「BOOKデータベース」 より