偲ぶ草 : ジャーナリスト六十年
著者
書誌事項
偲ぶ草 : ジャーナリスト六十年
中央公論社, 1988.11
- タイトル別名
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偲ぶ草 : ジャーナリスト六十年
- タイトル読み
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シノブグサ : ジャーナリスト ロクジュウネン
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内容説明・目次
内容説明
谷崎潤一郎、永井荷風、志賀直哉、西田幾多郎、津田左右吉、湯川秀樹、朝永振一郎など、昭和をジャーナリストとして歩みつづけてきた著者が、その間に親しく接した作家・碩学の人間像をエピソディックに綴る想い出の記。
目次
- 凌雲片影(谷崎潤一郎—壁画風のデッサン;永井荷風—50代の偏奇館主人を中心に;正宗白鳥—行けど行けど道遠し;坪内逍遥—大器の晩年;柳田国男—「民間伝承」と日本民俗学;「津田左右吉—学問の厳しさ;西田幾多郎—悟りの哲学;小泉信三—あたたかさとしたたかさ;大内兵衛—連峰のあれこれ;湯川秀樹—この知的なるもの;吉野作造—大正デモクラシーの光と影;美濃部達吉—憲法に生き憲法に死す;志賀直哉—温かさと厳しさと;高橋誠一郎—馨咳半世起;朝永振一郎—その足跡を追うて;会津八一—書豪寸見;河合栄治郎—強さとセンチメンタルと;長谷川如是閑—喬木ジャーナリスト;牧野英一—毒舌は多けれど;金子馬治—哲学史講義など;木下杢太郎—江戸小紋への執心など;大宅壮一—複眼ジャーナリスト;嶋中雄作—表玄関からみたその壮年期;野上豊一郎—能謡学のベテラン;清沢洌—実利的行動派)
- 群星片影(漱石門下の旦那たち—三つのグループ;国民学術協会の成立—高橋・桑木・西田・和辻・三木その他;訪日のノーベル賞級—ローレンス、マラー、ワックスマン;或る黄金期の早稲田—文学部の教授たち;ブン屋のさむらい—緒方・馬場・岩淵・小汀・伊藤・和田など;追悼2人—野村和三郎と駒井和愛;人生のリトマス試験紙—偉大さの必須条件;「生きている兵隊」事件—暗黒期の二こま;左翼と性—細川嘉六の場合;カルチエ・ラタン—五月革命・核兵器問答その他;明治は遠くなりにけり—三笠宮と紀元節など;文豪エロシチズム—勝本清一郎を介して;『中央公論』と『改造』—綜合雑誌太平記;遭逢のこと—「紹介」と「出会い」と)
「BOOKデータベース」 より