昭和の文人
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昭和の文人
新潮社, 1989.7
- タイトル読み
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ショウワ ノ ブンジン
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内容説明・目次
内容説明
平野謙,中野重治,堀辰雄—変容と崩壊を繰り返した「昭和」の荒涼たる風景に佇む3人の文学者。その作品を緻密に検討し、昭和文学の時空間を貫く左翼とモダニズムの本質問う。
目次
- 一身にして二生を経るが如く一人にして両身あるが如し
- そういう父の1人
- “幸よ、金よ、李よ、…”
- “村の家”への裏切り
- 天皇と“五勺の酒”
- 『甲乙丙丁』の時空間
- 時空間変容と崩壊
- 『幼年時代』の虚実
- 無花果の木のある庭
- 麹町平河町と本所小梅町
- 「庭」と「家」—または「最初の宇宙」
- 任意の父の任意の子
- 文学的時空間—その内と外からの崩壊
「BOOKデータベース」 より