近代日本社会思想史研究

書誌事項

近代日本社会思想史研究

工藤英一著

教文館, 1989.7

タイトル読み

キンダイ ニホン シャカイ シソウシ ケンキュウ

大学図書館所蔵 件 / 109

この図書・雑誌をさがす

収録内容

  • 明治時代における社会主義とキリスト教 : 土地問題を中心とした明治初期の概観
  • ガルストの単税経済論 : 付・ガルスト研究の新資料
  • 明治中期における地租増微論 : 田口卯吉を中心として
  • 明治二〇年代における田口卯吉と労働問題 : その社会経済思想史的考察
  • 明治後期キリスト教の社会的性格 : 二〇世紀大挙伝道を中心として
  • 日本近代化の過程におけるキリスト教学校教育の問題 : 文部省訓令第十二号をめぐって
  • 明治期における部落解放論 : その社会史的考察
  • 田中正造論 : 社会思想史的一試論
  • 足尾鉱毒事件と週刊『平民新聞』
  • 鉱毒問題とキリスト教徒 : 田村直臣の場合
  • 足尾銅山鉱毒事件と明治学院
  • 台湾・山地人社会におけるキリスト教受容 : その歴史的・社会的素描
  • 社会思想史的にみた明治天皇の死とキリスト教 : 井深梶之助の場合

内容説明・目次

内容説明

明治期に輸入された近代的イデオロギーは、日本の封建的イデオロギーと対決しつつ、どのような役割を果たしてったか。地租、労働問題、足尾鉱毒事件、社会主義、キリスト教主義学校、被差別部落解放、明治天皇の死など、社会・経済・人権・宗教についての13篇の論考をとおして、キリスト教と社会思想の展開を概観する。

目次

  • 1 明治時代における社会主義とキリスト教—土地問題を中心とした明治初期の概観
  • 2 ガルストの単税経済論—付・ガルスト研究の新資料
  • 3 明治中期における地租増徴論—田口卯吉を中心として
  • 4 明治20年代における田口卯吉と労働問題—その社会経済思想的考察
  • 5 明治後期キリスト教の社会的性格—20世紀大挙伝道を中心として
  • 6 日本近代化の過程におけるキリスト教学校教育の問題—文部省訓令第12号をめぐって
  • 7 明治期における部落解放論—その社会思想史的考察
  • 8 田中正造論—社会思想史的一試論
  • 9 足尾鉱毒事件と週刊『平民新聞』
  • 10 鉱毒問題とキリスト教徒—田村直臣の場合
  • 11 足尾銅山鉱毒事件と明治学院
  • 12 台湾・山地人社会におけるキリスト教受容の—その歴史的・社会的素描
  • 13 社会思想史的にみた明治天皇の死とキリスト教—井深梶之助の場合

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ