銅版画師ウィリアム・ブレイク

書誌事項

銅版画師ウィリアム・ブレイク

潮江宏三著

(京都ブックス, 2)

京都書院, 1989.4

タイトル別名

銅版画師ウィリアム・ブレイク

タイトル読み

ドウバンガシ ウィリアム ブレイク

注記

年譜:p317〜323 文献:巻末p10〜15

内容説明・目次

内容説明

ブレイクは今日でも大きな謎に包まれている人である。彼はすぐれた叙情詩人であるとともに、不思議に人の心に残る神秘的な宗教画を描いた画家でもある。本書は、長年の研究の成果であるが、まずブレイクを彼の職業であった銅版画師としてとらえ、そこからさまざまな遍歴の過程をたどったものである。

目次

  • 第1章 修業時代(「銅版画師ブレイク」;パースの素描学校その他;ブレイクが銅版画師という職業を選んだこと;師匠ジェームズ・バサイア;ブレイクの批判と立場 ほか)
  • 第2章 銅版画師ブレイク(世の習いのままに—複製銅版画師として;トマス・ストザート;ジョン・フラックスマン;ヘンリー・フューズリ;銅版画の萌芽—原型的人間像;挿絵化の試みと「歴史画」の複製化 ほか)
  • 第3章 この世の軋轢(「シェークスピア・ギャラリー」、あるいは取り残された銅版画師;銅版画の挿絵—ヤングの《夜想》;おせっかいなパトロンと動物たちの《バラード》 ほか)
  • 第4章 「銅版画家」を求めて(理論の熟成;銅版画家として—《カンタベリーの巡礼》;最初の間奏曲—リトグラフ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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