十八世紀の精神 : ルソーとカントそしてゲーテ

書誌事項

十八世紀の精神 : ルソーとカントそしてゲーテ

エルンスト・カッシーラー著 ; 原好男訳

思索社, 1989.9

  • : 新装版

タイトル別名

Rousseau, Kant, Goethe

タイトル読み

ジュウハッセイキ ノ セイシン : ルソー ト カント ソシテ ゲーテ

内容説明・目次

内容説明

本書におさめられた二つのエセーで、著者カッシーラーは、誤解のベールにおおわれていたヨーロッパ18世紀の啓蒙主義に光を当てる。すなわち最初の「カントとルソー」においては、きわめて異質な2人の人物の関連を明らかにすることによって、啓蒙主義の国際的な広がりを描き出し、第2の「ゲーテとカント哲学」では、啓蒙主義の他の方向への広がりを探求している。同時代に生きる人間の類似点と相異点を明らかにすることにより、1つの時代の持つ相貌=時代精神を明らかにするこの作業は、カント・ゲーテ・ルソー理解を深めるだけでなく、現代思想の源流を解明するのに欠かせないものである。

目次

  • カントとルソー(個人的影響;ルソーと人間の本性の原理;法と国家;楽観論の問題;「単なる理性の限界内での宗教」;結論)
  • ゲーテとカント哲学

「BOOKデータベース」 より

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