はじめに人ありき : 医者の眼で見た原子力・放射線安全
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はじめに人ありき : 医者の眼で見た原子力・放射線安全
真興交易医書出版部, 1989.7
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ハジメ ニ ヒト アリキ : イシャ ノ メ デ ミタ ゲンシリョク ホウシャセン アンゼン
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Description and Table of Contents
Description
広島・長崎被爆者の診療、第五福竜丸事件では放射能の測定、そして原発等で働く人々の健康管理と、“放射線障害・管理”ひとすじに歩んできた著者が、医者の立場で、いわば原発の裏舞台を見据えて提起・洞察する諸問題は、原子力・放射線の安全を再考する上で貴重な示唆となろう。
Table of Contents
- 諸言にかえて—一灯を提げて歩み始めた頃
- 原子力安全への医者の出番はあるのか?
- 恐がらせるのは容易である。しかし、その後始末は
- 健康診断は役に立つのか?
- 「馬鹿の一つ覚え」という暴言
- 労働問題は今でこそ関心の的であるが
- ボツになった広報原稿
- 「労災」を知らない「労災隠し」論議
- 健康管理業務は看護婦を軸として
- 原子力発電の発足時点で熱い論議の対象となった精神衛生管理
- はじめに「人」ありき
- 健康診断は「やりさえすればよい」というものではない
- 遺伝相談への対応は芸術である
- チェルノブイリ事故—関心の枠外におかれた医学陣の国際的活動
- コンピュータでは分からないヒューマン・ファクアター
- 医者の本来の相手は「個人」である
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